ビーチプレス|沖縄青の洞窟ならアイランド倶楽部

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アイランド倶楽部のインストラクター達が毎月お届けする季節のお便り。
海にまつわるエピソードだけでなく、沖縄の旬の話題、お役立ち情報をお届けしています。

2015年12月号

生命の神秘をたどる旅!、ガンガラーの谷

こんにちは!、今月はテーマパーク大好き!、私、坂井美佳がお届けします。

今回が第4弾。
アイランド倶楽部から約1時間30分、以前にご紹介した『おきなわワールド・玉泉洞(南部)』のすぐ隣にあるのが「ガンガラーの谷」です。

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今回も、ジャス(加藤ゆき)、ハーギー(萩原春菜)とともにお届けします!

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駐車場がある広場から坂を下りると、突如現れる洞窟。

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カフェスペースになっており、カフェのみの利用も可能、その名も『ケイブカフェ』。

天然の鍾乳洞で琉球石灰岩と言われる岩でできています。琉球石灰岩はサンゴなど海の生きものでできており、ここは大昔、海の中にありました!

早速、ツアーの申込受付へ!

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ここが今回のツアーの出発点!
カフェでガイドさんと待ち合わせします。

スタートの前に、まずは予習!

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ケイブカフェのある洞窟は雨により、地面の中でまとまった水が川となり、流れる時に周りの壁を削ったためにできた空間であること。約1万8000年前に生きていた古代人『港川人』についてなどツアーの見どころを予習します!

ツアーのコースの横では、なんと!

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現在も発掘調査が行われています!

今年2月には2万年前の貝器(貝でつくった道具)が、そして昨年12月には日本国内最古の埋葬されたのではという人骨の化石を発見。これは9千年以上前のもので日本最古を更新中です。

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このすぐ脇を通りながらツアーはいよいよスタート!!

かつては洞窟!?の森の中

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さっそく、ツアーの前方には崖が続くのが目に入ってきます!

これは、谷の中におりてきていることを示すそうでガンガラーの谷はかつてずっと洞窟が続き、洞窟の天井が崩れ落ちて横が残った谷間の森の中を歩いていきます!

とにかく大きい!、巨竹(ジャイアントバンブー)

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世界で最も大きい竹の一つ。竹の直径は30〜40cmにもなります。

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コンコンするといい音がしますよ! 
一つ一つ音色が違うそうで、皆さんもコンコンしてみてくださいね。

近くのレストランではこの竹を使って流しそうめんの台をつくるそうです。笑

もちろん、緑もうっそうと!!

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こちらは、オオタニワタリ(シダ植物の仲間)。

胞子がふわ〜っとたまたまこの木に着生しました。真ん中から出る新芽は天ぷらにすると美味しいそうですよ!

木から生えていますが栄養は木からもらうのでなく降ってくる落ち葉からもらっています。

出会えたらラッキー!?

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オカタニシ

雨が降った後にしか姿を見せないそうで、カタツムリみたいですがタニシの仲間。

カタツムリと違い顔に目があるのが特徴で、殻は綺麗な緑色をしています。
しかし、これは中身の色、殻はうす白く透明で人の爪みたいな色をしています。

神秘の宿る『種之子御嶽(サニヌシーウタキ)』

沖縄ではお祈りのことを『うーとうとう』といい、自然の空間の中に神様が外から宿ると考えられています

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こちらは『イナグ洞(女性の洞窟)』

今もお祈りが続いている場所で安産、良縁を祈願。

しかし、お祈りの起源は謎のままだそうで、その昔、なぜかと不思議に思った人が調査したところ、この奥に安産体型の鍾乳石を発見。

もしかしたら、神様が奥にいるんじゃないかと祈り始めたのが始まり。

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イキガ洞(男性の洞窟)』

子宝の祈願、子供の健やかな成長を願うところ。
沖縄の方言で女性はイナグ男性をイキガといいます。

冒険気分でイキガ洞の中へ、!

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イキガ洞は中へ入れます!ランタンを手に中へ!

すると、なぜここがイキガ洞と言われるか、その理由がわかります。笑

ガンガラーの谷、名前の秘密!!

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ここは人工のトンネル、上は道路が走ります。

ここからは、この2つがつくられるずっと前のお話…、その昔、この辺りに小さい丘がありました。

その丘には小さな穴が空いていて地元の人が穴をのぞくと真っ暗い闇がずっと奥まで続きます。

どこまで深いのか、近くにある石を拾って投げ入れる、その時の、音…

ガン、ガン、ガンガガガガガガン、ガラガラガラガラガラーーー

『ガンガラーの谷』、これが名前の由来です!

圧巻!!、空中に根を張るガジュマルの樹

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大主(ウフシュ)ガジュマル

樹齢150年。両側を崖で囲まれており、この空間は神秘的そのもの。その雰囲気に圧倒されました。

撮影ポイントでもあり、スタッフさんが撮影してくれます。

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古代人はさまる!?

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写真のような岩の割れ目をフィッシャーといいます。

港川人 ※』はガンガラーの谷から1kmくらいのところにある『港川フィッシャー遺跡』で、このような割れ目にはさまっているところを発見されました。

※約1万8000年前に生きていた古代人

古代人の住居は、優良物件!?

古代人が生活を実際にしていたのは、川沿いにあるどこか条件のいい洞窟だったのでは、ということで発掘調査が行なわれています。

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その1つが武芸洞!

風通しが良く、日当たり良好、床が平らなところが多い、と好条件が並ぶため、古代人も生活の場所としてここを選んだのではないかとされています(2007年から発掘開始)。

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これは縄文時代(約3,000年前)の男の人の骨が見つかった場所。

私たちが立っているところと、骨が発見された地面の高さが15cmしか変わらないことから、3、000年前に生きていたときと今の洞窟の中の景色はそんなに大きく変化はないんだろう、と考えられています。

ずっと昔に、目の前の空間で生活を営んでいた人がいる、想像するとなんとも不思議な感覚になります。

今回のガイドさんは、元・ダイバー!

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今回、ガイドしてくれたヤマモトさん。大学時代にダイビングサークルに入っていたそうで共通の知人がいることにびっくり。笑

ヤマモトさんのオススメ、

「今の時期は涼しくて歩きやすい。生きものを見たい方は午前中がいいですよ!

全長約1kmのコースを解説を聞きながら進むこのツアーは道が舗装されていて、とても歩きやすいのも嬉しいポイント。そして、現在も発掘調査中のため、ツアー参加中に『大発見』に遭遇する可能性も!

ツアー時間は1時間20分ほどで、那覇空港より車で30分。
沖縄に到着後、あるいは旅の締めくくりに大自然を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

ガンガラーの谷(要予約)

ツアー出発時間:①10:00、②12:00、③14:00、④16:00 [年中無休]

ツアー料金(1名):
・2,200円(保護者同伴の中学生以下無料)
・学生料金(要学生証提示)1,700円
・20名以上の団体 1,700円

当日キャンセル、時間変更はキャンセル料が発生します。

所要時間:専門ガイドと一緒に歩く約1時間20分のツアー

電  話:098-948-4192(予約受付 9:00〜18:00)

住  所:沖縄県南城市玉城字前川202番地

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