ビーチプレス|沖縄青の洞窟ならアイランド倶楽部

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アイランド倶楽部のインストラクター達が毎月お届けする季節のお便り。
海にまつわるエピソードだけでなく、沖縄の旬の話題もお届けしています。

2011年3月号

  渡嘉敷ひかり

今年の旧暦3月3日は2011年4月5日です。私たち女性インストラクターと一緒に海に入ってハマウリしましょう!

渡嘉敷ひかり

2015年3月   最 新 号
「オリオンビール工場見学!」

 

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2015年2月 琉球ガラス作りを体験

2015年1月 海の見える老舗ドライブイン

2014年12月 南部観光のお薦めスポット

2014年11月 絶品、海鮮料理屋!

2014年10月 陶芸教室を体験!

2014年9月 泡盛酒造見学!

2014年8月 MY塩作り!

2014年7月 夏こそぜんざい!

2014年6月 昔の沖縄を体感できるテーマパーク

2014年5月 老舗の大衆食堂

2014年4月(ハマウリの海)

2014年3月(花咲き薫る春)

2014年2月(クジラ歌う春)

2014年1月(心躍る島の新春)

2013年12月(海中の聖誕祭)

2013年11月(島の晩秋)

2013年10月(海澄む秋)

2013年9月(フクギ並木と伝統の色)

2013年8月(ウミガメの浜)

2013年7月(南風と夏の海)

2013年6月(きらめく空と海)

2013年5月(小満芒種の候)

2013年4月(清明の候)

2013年3月(笑いと平和の春)

2013年2月(冬の海とやちむん)

2013年1月(水澄む初春の海)

2012年12月(冬の花祭り)

2012年11月(秋に咲く花)

2012年10月(秋と裏ビーチ)

2012年9月(終わらない夏)

2012年8月(鼓動の夏)

2012年7月(神秘の海)

2012年6月(緑輝く若夏)

2012年5月(ハーリーと若夏)

2012年4月(花開く『うりずん』)

2012年3月(色あざやかに弥生)

2012年2月(焼き物の里で憩う)

2012年1月(桜咲く初春)

2011年12月(煌めきの冬)

2011年11月(島の冬の風情)

2011年10月(天高く海澄む秋)

2011年9月(エイサーの夏)

2011年8月(夏の夜の海)

2011年7月(真南風の海)

2011年6月(新緑の潤う季節)

2011年5月(若夏の候)

2011年4月(おもろだより)

2011年3月(ハマウリ)

2011年2月(麗らかな季節)

2011年1月(新春の歌声)

2010年12月(澄明な冬日)

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ハマウリ

アイランド倶楽部インストラクター
渡嘉敷ひかり

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穏やかな陽気に、本格的な春の到来を感じられる季節がやってきました。待ちにまった水ぬるむ季節です。

沖縄には本土のような「春」の季節感覚は無く、旧暦の二月から三月までのこの時期のことを、「うりずん」とよんでいます。「うりずん」という言葉は、潤いを表す「うり」と水が浸みこむ様子を表す「ずむ」が合わさってできた沖縄特有の地域言葉で、乾ききった冬が終わり、最も過ごしやすい穏やかな季節の到来を表す素敵なオキナワことばなのです。
それは春でもなく、初夏でもない「若夏」へと続く瑞々しい季節を言い表してしています。

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また三月といえば、「ひな祭り」が最初に思い起こされますが、桃の節句も沖縄独特の特別な迎え方をします。本土のような「ひな祭り」の習慣はなく、ひな人形を飾ったり、雛あられを食べたりするかわりに「ハマウリ=(浜下り)」という行事で桃の節句を祝います。

このハマウリと呼ばれる行事は、旧暦三月三日に女性が砂浜におりて白い砂を踏みしめることで、身を清める日とされています。
身を清めるといっても、特別なことをするわけではありません。
浜辺でお弁当を食べたり、貝を拾うなどして、浜遊びを楽しみながら健康を祈願するのです。

海と人の暮らしが深くに関わってきた沖縄らしいひな祭り。
それがハマウリなのです。

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そして、三月は、本土より一足早く“海開き”が始まります。「日本一早い海開き」として知られる石垣島の海開きを皮切りに、海水浴が可能となるシーズンに入ります。本格的な観光シーズンを迎える前のこの季節なら、海をゆったりと貸切状態で楽しんで頂けます。穏やかな気候と静かな海。うりずん、そして若夏へと吹き抜ける潮風をうけて素敵な季節を迎えてみませんか。

※2011年の旧暦3月3日(ハマウリ)は4月5日(火)にあたります。